心の豊かさとは、心の余裕のことであり、心の自由度のことです。
心の自由度が増すと、心で感じ取るための心の触覚(心のセンサー)が発達してきます。
逆に、心が貧しい人は、頭でばかり考えて、自分自身で作り上げた思い込みで判断するため、心の触覚(心のセンサー)が未発達。
そのため、心が貧しくなると、心で感じ取るということができず、自分の心の状態も把握できなくなってしまい、自分を見失ってしまいます。
貧しい心を豊かにする
皆さんは、
- 心の貧しさ
- 心の豊かさ
という言葉を、よく耳にすることがあるかと思います。
心の豊かさとは、心の可動域の広さ。
心の自由度が高い状態を指します。
つまり、心に大きな余裕がある状態ですね。
そして、心の貧しさとは、心の可動域の狭さ。
心の自由度が低い状態のことを言います。
これは、心に余裕が無い状態です。
心に余裕が無い人は、心の貧しさが露呈してしまう
皆さんのまわりに、心に余裕が無い人はいますか?
いつもセカセカしていたり、
自分が上手くいかない事を人のせいにしたり、
八つ当たりをしたり、
認めてもらえなかっただけで批判されたと受け取ってしまったり、
などなど。
視野が狭くなってしまっていたり、思い込みが激しくなってしまっている人は、心に余裕が無い人です。
こういった人って、雰囲気にもそれが出ているので、すぐにわかりますよね。
なので、心が貧しくなってしまっている状態は、周りの人からはすぐにバレてしまいます。
自分の心を見失ってしまう原因とは
上記のような心の状態の人は、自分の心を見失ってしまっています。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
それは、自分自身の心は、すごく見えづらいからです。
自分の心の状態を、自分だけで判断できる人は、なかなかいません。
もし自分の心の状態を「自分一人で判断できる」という人がいたら、それはものすごく盲目的で周りが見えておらず、自分の中の世界だけで生きている人なのかもしれません。
自分の心を見るのに一番適した方法は、目の前の現実化した環境を見たり、目の前にいる人の心を見る事です。
自分の心の状態は、写し鏡によって見えてくる
自分の心の状態は、必ず現実化として現れます。
それは、心によって意識が生まれ、その意識が言葉や行動となり、その言葉や行動が結果として現実化する方向へ向くからです↓
そして、言葉や行動は、人の目に触れます。
自分の発した言葉、自分が起こした行動を見て、周りの人はどう感じるでしょうか?
もちろん、人それぞれ心の状態が違うので、全員満場一致の反応にはならないかもしれません。
「変なの、変わってるね~」と思う人もいれば、「すごく潔いね!」と思う人もいるかもしれません。
その時に大切なのは、「人の心の状態を感じ取る」ということができるかどうかです。
人の心の状態を感じ取るために
では、ここで、人の心を感じ取るためには、どうすれば良いか?ということを説明したいと思います。
心の中には、光(自由さ)と闇(不自由さ)があります。
光と闇は、心の豊かさと、心の貧しさにも関連しています。
ですが、上記でも書いたとおり、人は心の中が闇(不自由さ)に覆われた時、周りを見る余裕さえもなくなり、自分を見失ってしまいますよね。
なので、人の心を感じるには、まず自分の心を光(自由)の状態にしておく必要があります。
そしてもう一つ大事なのは、「心で感じること」を磨き上げて行くことです。
思考で見るのではなく、心で見る
ほとんどの人は、頭(思考)で良い悪いの判断をします。
これは、一般的概念がベースにあり、その概念で判断しているんですね。
- 「これは、こういうものだ」
- 「これは、こうでなければいけない」
など。
ですが、この概念というのが厄介で、この世の中にはたくさんの概念が生み出されているため、物事の正解・不正解を突き詰めようとした時に、一つひとつの概念によって、どれも正解になるし、どれも不正解になってしまいます。
だから、思考で判断すると、迷いが出てくるのです。
こういったように、頭(思考)ばかりで人を見るようになると、心で見るという感覚が徐々に失われて行きます。
ですが、心で見る感覚を養って行くと、さまざまな概念によって考えが左右され、迷っていたのが、迷わなくなります。
相手を自分の考え方で判断することなく、心に光(自由)を感じるか、心に闇(不自由)を感じるかで判断できるようになります。
これが、心を見るという感覚です。
心豊かな人は、心の触覚(センサー)が発達している
心が豊かな人は、心に余裕があります。
心に余裕があるということは、心の可動域が広く、心に自由度があるんですね。
心の自由度が高くなっている状態になっていると、実は、心で感じることにも長けてきます。
実は、心で感じる時、心の触覚(心のセンサー)を使っています。
目の前の人が発している意識が、心の闇(不自由さ)から発せられた意識なのか、心の光(自由さ)から発せられた意識なのか、しっかり吟味し判別できるくらい心の触覚(センサー)が発達しているのです。
逆に、心が貧しい人は、頭(思考)でばかり判断するため、心の触覚(センサー)が発達していません。
だから心が貧しい人は、目の前の人がどういう心の状態か?が見えず、写し鏡で自分の心の状態を見ることもできなくなってしまい、自分を見失ってしまうのです。
まとめ
心が豊かになるためには、心が光(自由)の状態であることがとても大切です。
そのためには、
- 今の自分自身の心の状態が光(自由)の状態か、闇(不自由)の状態かを把握すること
- 写し鏡を利用して、自分の心の状態を見ること
- 心で感じ取る触覚(センサー)を磨き上げること
この3つがとても大切です。
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