肩が凝る原因は?肩コリを繰り返さない為には

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よく「定期的にマッサージに通った方がいい。」と言われている肩コリや体のコリですが、実は定期的にマッサージをしなくても「なぜ肩が凝るのか」という

「原因を突き止め」その「原因に対しのアプローチ」をしていくことで定期的にマッサージに行かなくても、肩コリや体の凝りを感じずらくなる可能性もあります。

肩が凝る原因を突き止める

肩が凝ってしまうと疲労感を感じて辛いですし、肩コリが酷くなると頭痛や吐き気まで起こってしまう人もいるかと思います。

しかし辛い肩こりを改善したくてマッサージに行っても、早い人では2、3日で肩こりが復活してしまう方もおられます。

 

マッサージ店などでは、「ガチガチにならない様に定期的に通って下さいね。」とよく言われるかと思いますが、何度も体を揉んだり押したりしていると弱い力加減では、体がその刺激に慣れてしまい次第にほぐれづらくなってしまうこともあります。

弱い力加減でほぐれなくなってくると、体はどんどん強い力(圧)を欲(ほっ)してしまい、何十年とマッサージに通い続けている人の中にはどれだけ力いっぱいに筋肉を押したとしても、体がほぐれなくなってしまう方も結構いらっしゃいます。

そうなると筋肉が信じられないほど、例えていうならば岩ほどの硬さになってします。

 

しかし、肩や体が凝ってしまう原因を突き止め根本的に解決していくことでコリを感じずらい体にすることが出来る可能性もあります。

今まで色々な現場でお客様を拝見してきましたが、体に不調が現れる時、理由もなく不調が出てくるということはほぼない様に感じます

なので「原因」を突き止め、「原因に対してのアプローチ」をしていくことがとても大切かと思います。

 

今日は、どの様に原因を突き止め、どの様な対処法があるのか【一部】ご紹介したいと思います。

(※何故【一部】かというと人の不調は同じ様な症状が出ていたとしても、原因は千差万別で人により全く違う為ここでは全て紹介しきれないからです。)

 

人の体は、悪い方へ形状記憶しやすい?!

ここで「原因を突き止める」ということに対しての前置きです。

私は鍼灸師さんに指導してもらいながら、マッサージのお仕事をしていたこともありますが、人の体は「悪い方へ形状記憶」しやすいというお話しを何度も習いました。

 

強すぎるマッサージを何度もしていると、いくらその時に体をほぐすことが出来たとしてもまたすぐにガチガチの筋肉に戻ってしまうということでした。

そして上に書いた様に、マッサージをして一度筋肉がほぐれてもそれを繰り返していると良くない状態が増していき、「良くない状態の上書き保存」と「形状記憶」という負のループも起こってしまうということでした。

 

マッサージも商売?!

私がライトヒーリングセラピストになるかなり前、街中のあるマッサージ店でセラピストとして働いていた時の出来事です。

そのお店で働いていて、次第にある違和感を覚えました。

 

それは「マッサージも商売なんだろうな」という違和感でした。

 

沢山のセラピストを抱えるマッサージ店では、セラピストたちにお給料を払ったり土地代を払ったり、広告費にと資金が沢山必要なので沢山の売り上げを立てなければいけません。

そこで、お店側から

 

 

売り上げの為に沢山来店してもらえる様に)「定期的にマッサージに来ないと、体がガチガチになるので2週間に1回は来店して下さい。」という一言を必ずお客様に伝えて下さい。

 

という指示が出されていました。

昔の電化製品と違ってこの頃の電化製品は次の商品にすぐ買いなおしてもらえるように、「あえてすぐに壊れるように出来ている」というのはよく聞くお話しでしょうが、それと同じように商売をしているのだろうなと個人的には感じていました。

 

原因不明のまま行わるれる施術

原因不明のまま行われる施術では、マッサージに来たばかりはいいけど日常に戻ればすぐに元に戻ってしまうお客様がとても多くおられました。

実際に私も街中のマッサージ店でマッサージをお客様にしていましたが、ほとんどの方が決まって、

 

マッサージってさ、来たときだけはいいけどすぐに戻るよね。

正直、その場限りなんだよね。

 

というお声をよく聞いていました。

そこで、なぜその場限りにしかならないのか考えてみました。

 

コリの原因(浅い部分の原因)

原因の分からないままマッサージをしても、コリが繰り返してしまいますが原因に対してアプローチしていくと改善していくこともあります。

一般的に言われているコリの原因は以下になります。

 

  • 疲労
  • 姿勢の悪さ
  • 水分不足
  • 寝不足
  • 暴飲暴食

などが挙げられます。

上の例の様に生活習慣の乱れからコリが発生することが多いので、

 

  • 「疲労」に対しては、休憩を入れること。
  • 「姿勢の悪さ」に対しては、姿勢を正すことやストレッチをすること。
  • 「水分不足」に対しては、水分をしっかり摂ること。
  • 「寝不足」に対しては、睡眠をしっかりととること。
  • 「暴飲暴食」に対しては、適度な食事をすること。

 

この様に過ごしていると顕著に体が改善していくこともあります。

しかし、原因が分かっていてもどうしても生活習慣を改善出来ない方もおられます。

その場合は、原因の更に奥の「原因の根っこ」を見ていく必要があります。

 

原因を更に深堀りしていく

生活習慣に原因があることが分かっていても、そもそも生活習慣を何かしらの要因で改善出来ないこともあります。

その場合は更になぜ改善出来ないのかという「原因の原因」=原因の更に奥の深堀りをしていくと生活習慣の改善をすることも出来る可能性があります。

例えば、お酒を普段から沢山飲まれるお客様ですが、お酒を沢山飲むと体が凝ってしまうと分かっていても沢山お酒を飲んでしまいます。

その場合、なぜお酒を沢山飲んでしまうのか?という心の原因を探っていきます。

 

◎私がマッサージ店に勤めていた時の、Aさんの事例です。

Aさんは、普段からお酒の飲みすぎで体のコリがあることが分かっていたお客様です。

 

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

こんにちは、いつもありがとうございます。

今日も肩から触っていきますね。

(肩に触れると)

あれ?Aさん、昨日はお酒飲まれてないんですか?

 

え?なんで分かるんや?!

監視でもされてたんか?

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

いや、体を触れば分かりますよ。

いつもより全然筋肉柔らかいですもん。

体もいつもより、楽でしょ?^^

 

お酒控える様に、体の為に頑張られているんですね!

 

 

 

 

確かに今日はいつもより体が随分楽だな^^

 

でも頑張ってお酒を控えてるんじゃなくて、明日健康診断があるから昨日と今日だけ我慢してるだけなんだけどね。

健康診断が終わったら、2日間飲めなかった分も飲んでやるさ(笑)

 

 

という様に、お酒が原因で体のコリがあった場合、お酒を控えることで筋肉はやわらかくなります。

しかし、体のことを考えて自分の意志でお酒を控えることが出来る方もいれば、Aさんの様にそうでない方もいます。

その場合は、なぜお酒を沢山飲んでしまうのか原因を探っていきます

 

◎また、ある日のAさんです。

 

今日の肩は硬いぞ☆

しっかりほぐしてくれ。

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

はい、分かりました。

 

(心の声:また、沢山お酒飲んだんだろうな(^_^;

Aさんってぶっきらぼうな口調でお強そうに振る舞っているけど、どことなく不安げな雰囲気がしてるんだよな。

それと、Aさんはラフな格好なんだけど、ちゃんと細かいところまで見るとかなり綺麗好きなことがわかるし、

お話しをしていても、その内容からとてもしっかりしている人ということがよく分かる。

この性格なら、お酒も適量に抑えられるはずなんだけどなあ。

きっとお酒を毎日沢山飲んでしまうのには、理由があるはずだ。

 

 

と、感じました。

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

(心の声:男性はお悩み事はあんまり女性に言いたくないと思うんだけど、なんかこの方には聞いても大丈夫な気がするな。)

 

Aさん、お仕事って大変なんですか?

 

まあな。

海帆(みほ)
海帆(みほ)

Aさんって、もしかしたら人の分まで隅から隅までお仕事されてませんか?

お仕事にぬかりがあるのが、嫌なんじゃないですか?

 

本当にお前には隠し事、出来んみたいだな。

会社内でミスが発生するのが怖いから、他の社員がミスしたら嫌だし俺が他の奴の仕事もしてるんだ。

ということでした。

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

その分、細かな所まで目を配らせいてるからストレスが溜まりませんか?

 

まあ、たまるけど不安だから…。

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

「不安」に感じてしまうところがそもそもストレスだと感じますが違いますか?

社員さんがミスをするのも、その社員さんにとってはいい経験なんじゃないですか?

自分でミスをすれば、次からは気を付けるだろうし、

気を付けてやってくれれば、Aさんも安心して他の人に任せられるじゃないですか!

 

 

おお、そうだな!

その発想は自分の中になかったよ。

そうしてみるね。

 

◎数週間後

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

(最近、Aさん来ないなあ。

こんなに日が空くのも珍しいなあ。)

 

そして数時間後、

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

(あ、Aさんが来た。)

よっ!久しぶりだな。

お前に言われた通りにしたら、疲れづらくなってその分ウォーキングもはじめたよ。

運動したら、ストレス発散になるしなんか酒が沢山欲しくなくなったよ。

 

海帆(みほ)
海帆(みほ)

よかったですね^^

 

では、マッサージしますね。

(…肩を触る)

あれ?本当に筋肉がほぐれていますね!

 

やっぱり。

凝ってる感じしないんだよね。

今日はお前と話しに来ただけだもん^^

 

と、Aさんは更に運動も始めたということで血行もよくなり顔色も良くなりました。

 

まとめ

見えない世界のことは、馴染みのない人には、なかなか突っつきにく内容かと思ったので今日は私がライトヒーリングセラピストになる前のお話しをさせて頂きました。

因みに見えない世界と繋がっていたり、見えない世界に原因がある肉体面にも精神面にも現実的に影響が及ぶこともありますが、見えない世界になぜ自分が繋がってしまっているのかについても、その根底のお客様の心の深いところを読み取って行っていくと解決出来る可能性もあります。

見えない世界にも必ず「心」があります。

その心については、分かりやすい様に少しずつこのブログに書いていこうと思います♪

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