最近、Tik TokやYou Tubeで、「陰キャな私が垢抜けした結果」という動画を見ます。
垢抜けというのは、昔の言葉でいう「イメチェン(イメージチェンジ)」のことです。
その大半がモデルや、You Tuber、ティックトッカーだったりもするのですが、すごい変わりように驚いてしまいますね。
ですが、その中に違和感のある人は一人もいません。
今日は、変化を付ける中で、違和感のある変化、ピッタリ感のある変化の違いについて書いてみました。
垢抜け(イメチェン)の失敗は、かもし出す雰囲気に違和感がある
周りにいる人の中で、垢抜けをしようとしてイメチェンをした人がいたとします。
その人を見て、
あれ?なんかこの人、違和感のある格好してるな…。頑張ってるのはわかるんだけど、洋服に着せられている感じがする…
不良みたいな言葉使いしてるけど、なぜかこの子にはまったく似合わないわ…
そういった違和感を感じたことはないでしょうか?
その違和感には、きちんとした理由があります。
その理由とは、内面から発せられている無意識が出している雰囲気と、表層意識の「こうありたい」と思っている雰囲気とのギャップに、周りの人はとても違和感を感じるからです。
イメチェンが成功してしまうとき
上記とは逆で、垢抜けイメチェンをした人を見て
いつもパンツ姿だったからわからなかったけど、意外と短いスカートやワンピース似合うよね!可愛い!
そのハット、普通の人は絶対に似合わないけど、君は不思議とそういう帽子が似合うよね!
と感じるときもあります。
この「そのイメチェン正解だね!」と感じることにも、きちんとした理由があります。
これは、今までは無意識レベルで発している雰囲気に似合わない格好をしていたけど、無意識レベルの発している雰囲気とピッタリ合った格好をできた時に、人は「すごい似合ってる!」と感じるのです。
無意識レベルの醸し出す雰囲気は、元々ある流れ
「流れ」というのは、現実化までの流れのことで、「そういった結果が起こりやすい状況」のことです。
上記で書いた、無意識レベルが発している雰囲気は、元々ある流れなんですね。
なので、元々ある流れに沿う格好をすると、周りにいる人は「うわ!似合ってる!」となりますが、元々ある流れに沿わない格好をすると「ん?なんか違和感があるな…」という感覚を持ってしまいます。
なので、どうせイメチェンをするのであれば、「それ似合ってる!イメチェン正解だね!」と周りが感じるイメチェンをした方が、嬉しいですよね^^
実際にあった「ぽっちゃりした方が似合う」という出来事
僕がおこなっている訓練会で、参加者全員から「女性らしさが増した」という言葉をかけられていた女性の参加者がおられました。
その方いわく
以前まではヴィーガンに挑戦していたり、断食をやっていたのですが、最近お肉とかめっちゃ食べるんです。
晩ごはん前にパン食べるので、最近は一日4食くらい食べてます。
ということでした。
実は、その方は元々の体型が細く、その上でヴィーガン食や断食をされていたため、顔も細身でした。
ですが、お肉や食べる量を増やしたことで、顔が少しふっくらして来られました。
体型も、細身だったのが、女性っぽくなって来られていました。
体重としては増えたのですが、周りの人は、それに対して「すごく女性っぽくなって来ましたね」という言葉が自然と出るくらい印象が好転したのです。
これも、「無意識レベルが発している雰囲気に沿ったイメージチェンジがおこなわれたため、周りにいた人全員が好印象を持った」という実例です。
無意識レベルを表層意識に合わせさせることもできる
上記のように、無意識レベルの出す雰囲気に表層意識を合わせることで、イメチェンが上手く行かせられるのですが、表層意識が無意識レベルに変化を付けていくこともできます。
その際に、「こうありたい」という信念のようなものが必要なのですが、やはり無意識レベルに元々無い流れのため、最初は違和感があります。
つまり、ゼロからその流れを作り上げる作業が必要です。
自分の中の「こうありたい」という思いのもと、行動を起こし変化を付けて、一つひとつの経験を「こうあれて良かった」という喜びの記憶を蓄積して行くのです。
そうすると、無意識レベルの中に、少しずつその喜びのデータが蓄積され、無意識レベルが発する流れを作ることができます。
「こうありたい」と思う、心の状態に注意が必要
ですが、元々無かった流れを無意識レベルに蓄積する際には、それが心の中にある闇の感覚(満たされない感覚)で「こうありたい」と思っているのか、心の中にある光の感覚(もうすでに満たされている感覚)で「こうありたい」と思っているのか、どちらの状態になっているのか?をしっかり確認して行くことが重要です。
なぜなら、どんどん闇(欠乏感があり続ける事が喜び)のデータが蓄積されていく可能性があり、闇の流れが作られて行く可能性があるからです。
例えば、元々不良の雰囲気が出ていなかったけど、
醸し出す雰囲気から危険な雰囲気が漂うくらいの不良になりたい。
という思いから、不良であることを喜びとするために、万引・窃盗をしたり、恐喝をしたり、暴力を振るうことをしたりすることを喜びと感じ、無意識レベルのデータに蓄積して行くと、本当は無かった不良になるという流れが作られ、もう後戻りできないくらいの不良になってしまう可能性があります。
【重要】心が光の状態を保った人を写し鏡にして自分の流れを確認する事
自分自身を確認するときは、写し鏡を使うのが一番です↓
自分の中に元々ある流れや、心の状態を確認するのは、一人ではできません。
「自分の心の状態は、自分が一番良くわかっている」と思っている人は、一人で出来ていると思いたいだけで、実はすごく盲目的になっているので、注意が必要です。
そして、
- 心が闇に傾いている人を写し鏡にするのか
- 心が光の状態を保てている人を写し鏡にするのか
によって、その見え方は大きく異なってきます。
それに注意しながら、自分の中に元々ある流れや、自分自身の心の状態を見極めて行ってください。
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