考えを言葉にするのが苦手でも大丈夫。大事なのは伝えるときの心の状態

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晴(はる)
晴(はる)

こんにちは。晴です。

自分の考えを言葉にするのが苦手という悩みを持たれている方、いませんか?

その悩みを解決するのに大事なのは、言語化するスキルを磨く訓練をすることでしょうか。

それとも、言語化する前の心の状態をよくしていくことでしょうか。

今日は、それについて話していこうと思います。

 

考えを言葉にすることの難しさ

自分の考えを言葉にすることに対して、苦手意識を持っていたり、苦手とまではいかなくても、どう表現すればいいのか迷ったりしたことはないでしょうか。

考えを言葉にするのが苦手というのは、色々なタイプがあるかと思います。

意見や感想を求められても、何も思い浮かばない場合

言語化する以前に、自分の中に言語にするものが無いので苦手意識を抱いている場合です。

私自身もそういう人間でした。

だから読書感想文は何を書いたらいいのかわからなかったり、何か意見を求められても、他の人の意見に同意するだけだったり。

なので、自分には中身がないからだと自分を責めて苦しんでいました。

考えが浮かんだとしても、思考がまとまらない場合

文章というよりは単語として考えが浮かんでくるので、それを誰かに伝わるように整理しないといけないのですが、その作業が苦手な人もいると思います。

私も、自分は感覚で理解しているのでどうすれば誰でも伝わるような言い方になるのかがわからないと悩んでいました。

とりあえずなんでもいいから喋らないと、と焦ることで論理性が損なわれ、例えば質問に答えている途中で、質問の意図から逸れた回答になってしまったり、相手に伝わらないと感じることが多かったので、いつしか言語化することが面倒くさいと感じるようになっていました。

言語化できないことで感じる苦しみ

このように言語化できないことで、言語化する作業そのものだけではなく、他の人とコミュニケーションをとることも嫌だと感じるようになっていました。

なぜなら、意見や感想を返せないと、相手を失望させてしまうのではないかとか、無能な自分をさらしたくないと感じたり、言語化しないと自分の気持ちが伝わらない/わかってくれない相手が悪いという攻撃的な気持ちになったりしていたためです。

その苦しみは本当に言語化できないことが原因なのか?

しかし、この苦しみや悩みは、本当に言語化できないことが原因なのでしょうか?

実際は、言語化できないことそのものというよりは、その事実の受け取り方だったり、その事実を通して自分がどう感じるのかがカギになってくると思います。

例えば、意見を求められても思い浮かばない時、自分に中身がないからと感じ、それを責めるのはなぜでしょうか。

私の場合は、「なんでも答えられるようにならないとだめだ」とか「意見を持つためには色々な経験を積まないといけない。自分が意見を持てないのは経験が浅いからだ」とかそういった思い込みがあったためでした。

また、下記のように、感情の裏側には自分の本音や固定観念が隠れています。

  • なんでもいいから喋らないと焦る→「黙っていたら相手に変に思われるはず(固定観念)。嫌われたくない(本音)。」
  • 無能な自分をさらしたくない→「自分は本当はもっとできるはず(固定観念)。自分の評価を落としたくない。(本音)」
  • わかってくれない相手が悪い→「仲良くするには相手に自分のことをくみ取ってもらう努力が必要だ(固定観念)。本当はもっと仲良くしたい。(本音)」

このように、苦しみは自分自身の感性や固定観念が生み出しているものです。

言語化したくないと感じるのは、自分の心が作り出した不安が大きいためなのではないでしょうか。

なので、苦しいときは自分が何を望んでいるのか探ってみることが大事です。

ただ、上記のように不安が大きい状態で心の中を探っても、「自分の評価を落としたくない。」というような欲から生じる本音ばかり出てくるので、心の光の部分(心が穏やかな状態の時の本音)がどう思っているのか探ることが必要です。

大事なのは、うまく言語化することより伝えるときの心の状態

相手に言葉が伝わるまでの過程は、以下です。(言語化する際にネガティブな気持ちを抱いている場合)

  1. 考えがある
  2. 言語化する
  3. うまくいかないことに対してネガティブに感じる
  4. ネガティブさが表情や声色、エネルギーとして表れる

言語化を悩みに感じるのは、言語化が相手とコミュニケーションを取る上で重要な要素であると考えているからだと思います。

しかし、上記のように、コミュニケーションは言語化して終わりではありません。

言語化より、その時の自分の心の状態が相手に伝わることの方が大事です。

なので、上手く言語化することを重視しすぎるのではなく、コミュニケーションをとる際に自分の心が楽な状態であるようにすることに重きをおいてみてはいかがでしょうか。

まとめ

言語化できないことに対して悩んでいる場合、それ以前に自分の心の状態と向き合うことが重要です。

心が苦しいとき、自分は本当はどうしたいのか本音を探ったり、心が楽になるにはどうしたらいいか振り返ってみてはいかがでしょうか。

ただ、なんでもかんでも本音の通りにすればいいというものではありません。

出てきた本音が欲から発せられているものか、心の穏やかな部分から出てきているものか、見極めることが重要です。

そのように心を深掘りしたり見極めることはなかなか難しいので、よろしければライトヒーリングセラピーをご利用ください。

心が楽になるお手伝いができれば幸いです。

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