こんにちは。晴です。
失敗した時、ボーっとしている時、ふと自分を責めるような言葉が浮かんでしまうことってありませんか?そういう状態だと、とても苦しいし、やる気も出てきづらいのではないかと思います。そうならないために、自分を許すこと、愛することの大事さについてお伝えしたいと思います。
自分を責めるのは、自分に対する愛が不足しているから
ふとした時に自分を責める言葉が浮かんできたり、やろうと思ったことを失敗したりサボったりしたとき(=自分の理想をかなえられなかった時)に、自分を責めてしまう癖がありました。
しかし、「責める=自分は反省している」という思考もあり、自分を責めるのは苦しいけど責めなくても苦しいという相反する状態になっていました(今思うと不健全な思考ですよね…)。
ただ、自分のことを簡単に責めて、ないがしろにしていたので、他の人に対しても同じように責めてしまうこともありました。
他人へはそういう態度をとりたくないと思っても、自分を大切にする感覚がわかっていないと、他人に対しても大切に思うことは難しいからだと思います。
なので、自分も他人も傷つけないために、自分を大切にすることはとても重要なことだと思います。
では、どうすれば自分を愛することができるのでしょうか。
自分を責めてしまう理由
そもそも自分を責めてしまうのはなぜでしょうか。
それは、冒頭で述べたように自分の理想をかなえることができなかったことに対して、ネガティブな感情を持つからだと思います。
細かく分けると、下記の状態の時に責めてしまうのではないかと思います。
- 理想をもっている → 自分の能力を実際より高く見積もっている
- ①を達成できない=失敗=悪 だと決めつけている
- 理想をかなえないといけないといけない → かなえるために自分に厳しく当たらないといけないという思い込みがある
自分を責めないために
上記①~③を解消するにはどうしたらいいのでしょうか。
①自分を過大評価する=期待している状態
この状態になっていると、理想をかなえられなかった時に「こんなはずじゃないのに…」とか、「失敗したのは私じゃなくて周りのせい」とか、事実を受け入れることよりも自分や周りを責めてしまう方向になりやすくなってしまいます。
なので、変に理想やプライドを持たず、自分が実際してきたことで自分を評価するといいのかなと思います。
②失敗=悪という思い込み
この思い込みがあると、自分を責めてしまう材料になってしまいます。
何かに失敗した時、あるのは失敗したという事実だけで、それを悪い方向に判断するのは自分自身です。
単なる事実として捉え、改善したければ改善策を考えればいいし、どうでもいいことなら忘れてしまえるといいと思います。
③自分に厳しくしないといけないという思い込み
失敗=悪だと思っていると、失敗しないためには自分に厳しくしないといけないという思い込みを持ちやすくなってしまいます。
なので、②の思い込みを外すことの他に、自分を追い込むのではなく、許す癖をつけることが必要なのかなと思います。
まとめると、自分を責めないようにするには、
- そもそも自分に理想を持たず、ありのままの自分をみる(=自分の能力を実際より高く見積もらない)
- 何か失敗したとしても、それが悪いことだと判断しない
- 自分を許し、受け入れる癖をつける
ことが大事かと思います。
自分を許すと肩の力が抜ける
個人的にこの中で一番効果があると思っているのは、③です。
なぜかというと、自分を許すことさえできれば、①②も自然とできるようになってくるためです。
自分を許す、というのは一見難しそうに思いますが、最初は言葉にするだけでもいいと思います。
私の例になりますが、例えば誰かに嫉妬した時、(私は嫉妬した私を許します)と口にする、あるいは心の中で唱えるだけでも効果がありました。
自分を責めるのではなく、教会の懺悔のように、「罪を告白する自分」と「それを許す自分」を客観視することで、落ち着いて自分の心を観察できるようになります。
それを様々なことで繰り返していると、そのうち本当に自分を責める言葉が出てこなくなり、代わりに「大丈夫」という自分を許し、受け入れる言葉が浮かんでくるようになっていきました。
責めていた時同様、繰り返すことで自分を許す癖がついていったのだと思います。
やり方は人それぞれかと思いますが、自分を一番大切に思う存在は自分自身であることに変わりありません。
自分の中にいる、「責める自分」だけでなく、「自分を許す自分」、「大切に思う自分」を表に出し、大きくしていくことで自然と温かい感覚で過ごすことができるようになるのではないかなと思います。
自分を受け入れられるようになると、他人も受け入れられるようになる
他人に対する負の感情は、自分の心が作ったものです。
たとえ負の感情を持ちたくないと考えたとしても、自分を責める気持ちが強いと、他人に対しても同じように責めてしまいます。
ですが、自分を許し、大切に思うことができるようになると、他人に対しても同じように負の感情を持たなくなります。
また、負の感情がなくなると、素直に感謝や喜びといった感情が出てきやすくもなります。
なので、他人に対して優しくありたいと思う人は、まず自分に対して優しくすることが大事なのかなと思います。
まとめ
自分を許すことができるようになると、肩の力が抜け、心が温かくなります。
最近自分を責めてしまいがち、苦しい・つらい気持ちになりがちな人がいたら、自分を許すイメージを持ち、温かい気持ちが中心になるよう続けてみるといいと思います。
もし難しいなと感じた場合はライトヒーリングセラピーをご利用ください。
お話をしながら、心が楽になれるお手伝いができれば幸いです。
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