こんにちは。晴です。
「何もしないまま気づいたら一日が終わっていた」「他人から評価されないと自分に価値を感じない」と感じる方いませんか?
なぜそのように感じるのかというと、自分の気持ちややりたいことに焦点が定まっていないためかもしれません。
今日は、自分の内面に焦点を当てることの大事さについてお話しようと思います。
今、自分は何に焦点を当てているのか?
焦点とは、『人々の注意や関心の集まるところ。また、物事のいちばん重要な点。』という意味になります。「話の焦点を絞る」という風に使われたりしますよね。
では、今自分自身が焦点を当てているものとはなんでしょうか。
それは、何気ない瞬間、頻繁に無意識に浮かんでくるイメージが教えてくれます。
例えば、仕事が終わった時間なのに、次の日にやる仕事の手順や一緒にやる人にどう伝えるか、というイメージがよく出てくる場合は、無意識に仕事に焦点を当てているといえます。
また、今自分が意識して焦点を当てているものがある場合、ふとした瞬間にたくさんイメージが出てくるようになります。
例えばゲームに集中して取り組んでいる人だったら、ふとした瞬間にゲームの場面や音楽が流れてきたりすると思いますし、楽器演奏に取り組んでいる人だったらその楽器の曲が頭の中で流れたり、それに合わせて演奏する時の手の動きをしてしまったりすると思います。
それに焦点を当てていていいのか?
このように、ふとした瞬間に出てくるイメージは、自分が今何に焦点を当てているのか気づかせてくれたり、逆に今自分が焦点を当てているものをより深く落とし込んでくれます。
頻繁に無意識に浮かんでくると、表層意識でのやりたい/やりたくないに関係なくそれをやりたくなっていきます。
例えば仕事の時間外でも次の日の仕事のイメージが出てくると、メールを見てしまったり、進め方など仕事について深く考えてしまったりと、やりたいと思っていなくても実際に行動に移してしまった経験がある人もいると思います。
焦点が当たっているものに対してやりたい→やるを繰り返していくと、一日の中では少しの時間であっても、長い目でみて多くの時間を費やしていくことにつながります。
なので、焦点が当たっているものは本当にやりたいと思うことなのか見極めること、やりたいことに焦点を当てていくことが重要かと思います。
やりたいことに焦点が当たっていないとどうなるのか
- 不安感がわく
自分の表層意識で明確に焦点を当てているものが無いと、一日中漫然と過ごし、気づいたら一日が終わっていた、という状態になってしまいます。
たまの息抜きならいいかもしれませんが、いつもそういう過ごし方をしていると、「このままでいいのだろうか」など不安感がわいてきたりするかもしれません。
- 自分で決断する癖がつきづらくなる
焦点が定まっていないと、時間が空いた時に「他人だったらどうするだろう」という考えになるかもしれません。
自分でやりたいことを決めていかないと、「他人だったらこうする」「他人がこうしていたから自分もやって大丈夫」と、行動選択の決断をする際に他人基準になってしまったり、基準となっている他人に振り回されたりしてしまうことにつながりかねません。
- やりたいことに関する技術が身につかなくなる
技術は思考と経験の積み重ねで培っていくものです。
やりたいことに焦点が定まっていないと、それを成し遂げたり、そもそも着手することもしづらくなるので、結果的に何も技術が身についていない状態になります。
やりたいことに焦点が当たっているとどうなるのか
- 日々わくわく感や充実感がある
自分がやりたいことに焦点が当たっていると、それに関するイメージが自然と出てくるので、「早くやりたい」「楽しい」という思いが出てきます。
イメージが出てくること自体楽しいですし、実際に取り組むと更に楽しくなるので、些細な不安感は消し飛んでいきます。
また、一日が気づいたら終わっていたことに対し、不安感ではなくやりたいことができたという充実感がわいてきます。
- やりたいことに関する技術が身につく
焦点が当たっている→イメージが出てくる→やりたい→やる→焦点がより深まるという連鎖の繰り返しにより経験が積まれていくので、やりたいことに関する技術もどんどん身についていきます。
それが充実感にもつながっていくことになります。
自分のやりたいことに焦点を当てるには
- まずは今時点で何が焦点になっているのか気づくこと
やりたいことから逸れていないか、不安感などの負の感情に焦点が当たっていないかなど、焦点がやりたいことに当たっているか/いないかを確認しましょう。
- 焦点に当てたいことを中心に日々行動する
焦点は、意識的に当てていくことが重要です。
そのためには、焦点に当てたいことを定期的に行動に移してみることが必要です。 意識して取り組んでいくことで無意識のイメージにも浮かびやすくなり、それが次の行動にもつながりやすくなっていきます。
それを繰り返していくことで、いつしか「焦点を当てたいこと」から「勝手に焦点が当たること」になっていきます。
まとめ
日々の生きていく中で焦点を持つことの大事さについてお話しました。
とはいえ自分が何に焦点を当てたいのかわからない、当てようとしてもそれ以上に不安の方が大きくて定まらないなど、色々悩みが出てくる方もいらっしゃると思います。
そんな時は、お話を伺えればと思うのでライトヒーリングセラピーをご利用ください。
少しでも心が軽くなるお手伝いができたら幸いです。
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