こんにちは!何かを選んだり決めたりするときにどれにすればいいか迷ってしまうという人がいます。
「優柔不断な性格なので決められないんです」という人、知人にも結構いました。
今日は優柔不断を治したいと思っている人に向けて書いてみたいと思います。
優柔不断は生まれ持った性格なのか?
何を選択すればいいかを迷ったり決められない、ということを「優柔不断」と呼びますよね。
優柔不断とは、辞書では「物事の決断が遅く、迷ってばかりいること」という意味です。
夫が優柔不断な性格でね、いつも決断できなくて困るんですよ。
自分が優柔不断な性格だと思っていたり周りの人からもそう言われたりすると思いますが、
優柔不断って「性格」なのでしょうか?
性格というのはもともと持っている気質のようなものだと私は思うんです。
何というか、「おとなしい」とか「活発」とかそういった類のもので、言葉が話せない赤ちゃんでも気質ってありますよね。
「おとなしい赤ちゃん」や「活発な赤ちゃん」とかは言いますけど、「優柔不断な赤ちゃん」とは言わないですよね。
そういう意味で「優柔不断」というのは性格ではないと思います。
優柔不断な性格で生まれるのではなく、そういう状態になる原因があるのです。
私の思うところでは、その原因は大きく分けて3つあります。
- 不安が原因のもの
- 損得勘定が原因のもの
- 自分の軸がないもの
これらが原因で「優柔不断な状態」になってしまうのではないかと思います。
ということで、優柔不断は性格ではないので治せると思います。
原因に対して対処していけば、徐々に変化していくと思います。
対処の方法を1つずつ見ていきましょう^^
心の中の不安が原因の優柔不断の対処法
心の中の不安が原因で優柔不安な心の状態になっている人は、たくさんいるように思います。
- もし、これを選んで失敗したらどうしよう…
- これを選んでも本当に大丈夫だろうか…
- 選択を間違えたくない!
などのように、選択のあとの未来への不安を感じてしまって迷ってしまうのですね。
まだ起きてないことに対して不安を抱くことはよくあることですよね。
でも、それはおそらく今までの自分の実際の失敗だったり、周りで失敗した人を目の当たりにしたことだったり、選択を間違えてしまった人の話を耳に挟んだことだったり、
それによって「失敗したら困る、どうしよう」という不安や恐怖を自分の中で呼び起こしているのであって、
「失敗したら、、」という見方に偏った状態なんですよね。
心の中が不安や恐怖に支配されてしまうと、どうしていいかわからなくなってしまいます。
未来のことなんてわからない、もし今の選択が失敗だったとしても、それも経験という自分にとっての大きな財産になるさ!
という心の状態だと今自分が良いなと感じるものをスッと選べます。
前回失敗したからまた今回も失敗するなんて決まってないですし、その反対もしかりです。
心の中に浮かんでくる不安や恐怖は、物の見方を狭めて不自由にしてきます。不安や恐怖が見せてくる未来は本当に起こるかどうかなんてわからないのです。
高いつり橋を渡る時、足元を見ると体がガチガチにすくんでしまって渡れなくなるけれど、つり橋の先の景色を見ながら一歩づつ足を前に出していくと気づいたら渡り切っているということがありますよね。
自分の心に不安や恐怖があるから迷うんだなということがわかれば、「失敗しても大丈夫」と開き直ってみるといいかもしれません。
損するのがイヤという理由の優柔不断の対処法
損得勘定から優柔不断になってしまっている人もいると思います。
- あっちにしておけば良かったと後悔したくない
- 損したくない
- どっちが得かを吟味したい
と損をしたくないという思いが強いために選ぶことが出来ない、または選ぶまでに迷うということがおこります。
この場合、心の中が「損したくない」「得をしたい」という欲で支配されていて、頭の中でどっちが得かを計算しまくっているので決めるまでに必然的に時間がかかるわけです。
得をしたいというのは、「他人より優位に立ちたい」という思いにもつながっているのかなと感じます。競争心が強い場合は損得勘定が働きやすいと思います。
何億というお金をかけるような選択ならまだわかりますが、何を食べようとかどこに行こうとかいった日常にある選択肢のどれを選んだところで結果的にはそんなに大差のないことだと思います。
というか、選択肢があることって非常に幸せなことだと思うんです。
誰かに強いられるわけではなく、「自分自身で選べる」のですから。
もしあなたがこの損得勘定の優柔不断タイプであるなら、損か得かということよりも、
「自分がどうしたいのか」「目的は何なのか」にフォーカスすると迷いは少なくなってくるのではないでしょうか?
すると、
今日はお肉が食べたい気分だからこれにしよう♪
というように、損得ではなく自分の感覚でシンプルに選択することができるようになります。
自分が食べたいお肉を食べてハッピーな気分になるだけです。誰かや何かと比べたりしなくても自分の感覚を信じることで損したんじゃないかなどと不安になる必要はないと思います。
自分が不在の優柔不断の対処法
他人の意見やライフスタイルに憧れやすい人は、自分軸がなくて優柔不断になる場合があります。
- 雑誌にこれがいいって書いてあったけど・・
- あの人はこれを選んでたな、でもあの子はあれを選ぶのか、どうしよう?
- 〇〇さんだったら、どれを選ぶだろう?
のように、自分ではなく他人や何か他のものを軸に選択をしようとして迷ってしまいます。
「自分では決められないから誰かの成功例を取り入れたい」という意識が働いているようにも感じます。
でも、自分の意見がないわけではないのです。自分のことを自分で低く評価してしまっている人や自信がないという人がこのような優柔不断になってしまうのだと思います。
やはり、ここでも大切なのは「自分自身の気持ち」です。他人がどうだからではなく、「自分がどうしたいか」に注目してみてはどうでしょうか。
自分の心でどちらがいい感じがするかを感じながら、まずはシンプルな選択で2択とか、
例えば服の色などからやってみてください。
なんとなくこっちの柄の方が好きだな。。
白にするか黒にするか、無地にするか柄物にするか、などシンプルな選択を心で「どちらの方が自分がよい感じがするかな」というところにフォーカスしてやってみるといいのではないかと思います。
シンプルな選択から少しづつ、自分自身の心で選択することに慣れていけるといいと思います。
自分の人生においては、自分自身で選択していく方が楽しいと思います。
優柔不断をやめて自由に選択しよう
優柔不断になるには、その原因となる心の状態があります。
自分がどうして優柔不断になってしまうのか、その理由を見つけて対処すればシンプルに迅速に自分自身で選択できるようになります。
つまり優柔不断は自分でやめることができるのです。
あれこれ考えずに、シンプルな選択が出来るようになれば毎日軽く過ごせると思いませんか?^^
もし上のどれかに当てはまると思われた方は、参考になさっていただけると幸いです。
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