なぜ人は話を聞いてもらうとスッキリするのか

ブログ

 

小濱(おばま)
小濱(おばま)

誰にも話せない悩みを持っている人のほとんどは、その悩みの本体の他に、「誰にも話せない」という悩みも抱えていることがあります。

 

悩みが悩みで無くなるとき、それは、悩みの内容自体が頭の中から消えた時です。

 

つまり、忘れることが、一番の悩みの解決法。

「忘れるために、何をするべきか」がとても大切です。

 

話を聞いてもらうことで、スッキリする理由

この世の中には、悩みを持っている人がたくさんおられます。

しかも、その悩みの内容が、誰にも話せない悩みの場合もあります。

 

ですが、それを誰かに話せた時、話した側の方は、とてもスッキリした気持ちになります。

それには、きちんとした原因があるのです。

 

心の中の闇を、さらに闇で抑え込もうとしている

人の心の中には、光(強さ)と闇(弱さ)があります。

悩みを抱えている人の心は、闇で覆われており、不安や憤りなど、ネガティブな感情が発生しています。

 

心が闇で覆われている状態のときに、人は、自分の心を律しようとします。

ですが、心の中には闇で覆われています。

そのため、自分の心を律しようとする心さえも、闇(弱さ)で律しようとするのです。

 

闇で闇を制しようとする一例

例えば、「旦那との関係が上手く行っていない。」という悩みがあったとしましょう。

  • 旦那は、亭主関白。
  • 共働きなのに家事も手伝ってくれない。
  • 子育ても手伝ってくれない。
  • ろくに相談も話も聞いてくれない。
  • 自分の小遣いだけは多めに取る。
  • もう夫婦の信頼関係は、感じられない。

などの悩みです。

 

ですが、「その悩みを誰かに話すなんてとてもできない。仮面夫婦でも良いから世間体を優先する」と思っている自分もいます。

もしくは、「誰かに相談してみたけど、誰も自分の話を聞いてくれない。この苦しさを理解してもらえない」など。

実は、悩みを人に話せない言い分も、心の弱さなんですね。

 

つまり、心の弱さで出てきた感情を話すことを、さらに別の心の弱さが押し殺そうとしている状態なんですね。

これが、心の中に発動してしまった闇に対して、さらに違う心の闇が制しようとする一例です。

 

心が闇で覆われている時は、どうすればいいかわからなくなる

上記のように、実は、心の中が闇で覆われてしまっているときは、解決の糸口が見つかりません。

むしろ、闇を闇で抑え込むことが、あたかも正解のように思えてしまい、それ意外の答えを否定したくなる感情が出てくるのです。

ですが、それ意外の答えに、心が軽くなるための光のヒントが出てくる場合があるんですね。

 

なぜ、光を見いだせず、闇を闇で抑え込むことしか見えなくなるのでしょうか?

それは、心の中の闇で発せられた感情や思いを優先したくなってしまっているからです。

 

心の中が闇に傾いた状態で発した意識は、強く自分の中に、「こだわり」や「固定観念」、「無念さ」として、無意識レベルに残ります。

無意識レベルに残るということは、表層意識では「なんとか光を見出したい!」と思っていたとしても、なぜだか「いやだ!私はこの思いを優先したいんだー!」という思いが自然と出てきてしまい、人の話を聞く耳を持てなかったり、自分の考えに固執してしまい、柔軟に物事を考えることもできなくなってしまうのです。

こうなってしまうと、もうどうすれば良いかわからなくなってしまうんですね。

だからこそ、誰かに話す勇気が必要なんですね。

 

まずは「誰にも話せない」という思いを手放す

悩みが悩みで無くなるとき、それは、その悩みの内容自体を忘れてしまった時です。

つまり、悩み自体が自分の中の強いこだわりになっている状態では、悩みは消えません。

 

そして、「この悩みは誰にも話せない」と思っていることも、実は悩みの一つになっているんですね。

だからこそ、悩みの一つひとつ忘れて行くことをやっていく必要があります。

 

「この悩みは誰にも話せない」と思っているのであれば、「この悩みを誰かに話しても良いんだ」という感覚にさえなれば、「この悩みは誰にも話せない」という思いは、ただの思いこみだということに気づいたあと、その思いは自然と忘れて行きます。

このように「思いを手放す」「忘れる」ということがセットになっているからこそ、話を聞いてもらってスッキリするんですね^^

 

勇気を持って誰かに話してみる。その時に「気をつけること」とは。

誰にも話せない話は、誰にもあります。

だからこそ、誰かに聞いてもらう勇気を持ち、「誰にも話せない」という悩みの一つを消すことが大切です。

 

勇気は、心の中の光の一つ。

ですが、勇気を持って話したとしても、そのあと後悔してしまうと逆効果です。

例えば、知り合いには絶対に知られたくない内容の悩みを、心許せる友人に話したとして、その友人が自分の知り合いにその内容を話してしまったら、、

「やっぱり話さなければ良かった…」

と、後悔してしまいますよね。

なので、誰にも話せない悩みを聞いてもらうときには、話す相手を慎重に選ぶ必要があります。

 

友人や親兄弟に話せない悩みを持っているなら、話を聞くプロに話してみよう

ライトヒーリングセラピーのセラピストは、話を聞く訓練を積んでいます。

その悩みに対して、主観でのアドバイスを押し付けたりはしません。

ただただ、心に寄り添い、お客様ご自身が悩みを忘れるために、お悩みの聞き役としてサポートします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました